『海の民の歴史 二神家の歴史を通して』 38分 紀伊國屋書店

平成13年 優秀映像教材選奨賞 受賞

~文書と物から歴史を読み解く~

朝鮮出兵後、家督争いに敗れ海を渡った二神家の人々。
彼らが文献に登場するのは14世紀初頭です。
河野水軍の配下から庄屋へとなった二神家。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島のドラマが映像で綴られています。
歴史を学ぶ楽しさを教えてくれる作品です。

■プロデューサー  牧弘子
■演出        藤原道夫

『入門・能の音楽』 30分 紀伊國屋書店

優秀映像教材選奨 優秀賞 受賞

静と動・・・静かに。時に激しく。
能を盛り上げる「音楽」。
世界で「能」ほど音楽的要素が重要な演劇は存在しません。
そんな「能の音楽」で使われる、笛・つつみ・太鼓の働きをわかりやすく
映像で紹介しています。
能の音楽を知ることで「能」初心者から、大好きな人まで“愉しみが倍増”してしまう・・
そんな作品です。

■プロデューサー  牧弘子
■演出        藤原道夫

人間劇場 「夢よ育て!農業小学校の詩」 テレビ東京 1999/12/29

~土を耕し人を耕す児童文学者~

児童文学者の今西祐行さんが神奈川県藤野町の山麓に
「菅井農業小学校」を作り、子ども達に畑を耕し作物を作ることを教えている。

「いい土を作ってやれば自然にいい実ができる。教育も同じ。」
「人間にとって土は何か?家庭なり学校であり社会だ。
土が肥料で栄養たっぷりであれば、悩んだ時にも育って行けるはず」
と今西さんは話す。

農業小学校の一年を追う。

地球に好奇心 「神秘の鳥ケツァール」 NHK BS-2 1999/09/19

~グアテマラ・雲霧林を行く~

神秘の鳥と言われ、グアテマラの国鳥でもあるケツァールを求めて
標高3000メートルの雲霧林の中へ。
かつてその羽根の美しさから乱獲により絶滅に瀕したケツァール。
ケツァールの誕生から巣立ちまでをカメラに収めた。

また絶滅からケツァールを守ろうとする保護官にも密着。

『宮本常一 ~民衆の知恵を訪ねて~』 47分 紀伊國屋書店

平成11年度 優秀映像教育選奨 教養部門最優秀賞 受賞

渋沢敬三に「君は日本の地域を歩いて資料を集めて欲しい」と言われ・・・
歩いた距離が16万キロメートル・日数にして4千日。
集めた資料が空襲で全焼・・・それでも歩き続けた宮本常一。
日本人とは何か?永遠のテーマである問題を、フィールドワークで探求し続けた
男の生涯を映像で追います。

■プロデューサー  牧弘子
■演出        藤原道夫

人間劇場 「カツオ船に乗った少年」 テレビ東京 1997/09/10

平成9年度 厚生省児童福祉審議会賞 受賞

宮崎県は、日本屈指のカツオ漁の盛んなところ。
中学を卒業した富山君は父親の跡をついで自分もカツオ船の乗組員を目指すことにした。
海の上の仕事はきびしい。

その道を自ら選び歩みだした少年の半年間を追う。