悠久の歴史が息づき、私たちを魅了してやまないシルクロード。
西のローマから長安、そして東の奈良までを結んだ9000キロの文明の道は、
貴重な文化遺産の宝庫でもあります。
しかし、その遺産たちの多くは今、人的被害や災害・風化などによって
崩落の危機にさらされています。
そこで、日本画家・平山郁夫氏の提唱によって始まった
「サムスン・シルクロード文化財保護フェローシップ」。
これは、日本・中国・韓国が協力し、シルクロードの文化財保護に携わる若手専門家を
5年間で100人育てようという壮大なプロジェクトです。
シルクロードの大地を舞台に始まった、
貴重な人類の文化遺産を未来に伝える活動に賭ける人々の熱い思いを追います。
■総監督 藤原道夫
■ディレクター 奥村健太 福沢めぐみ
■AD 何祖杰
■ニッポンの食材「餡」
今回は小豆で作る甘い「餡」が主役。
栄養の素、滋養の素、そして祝いの食べ物として
日本人が古より食べついできた大切な食材です。
「餡」と一言でいっても、「粒餡」「こし餡」「白餡」など種類は様々。
食材として注目する料理人が登場し、
「餡」を「和」や「フレンチ」の絶品料理へと変えていきます。
■ナレーション 薬師丸ひろ子
■演出 森田孝生
北欧の国、ノルウェーは絶景の宝石箱。
ここで、世界遺産のフィヨルドをめざして旅をします。
世界遺産の木造建築 ブリッケン
あこがれの山岳鉄道 フロム
そして、世界遺産の フィヨルド
氷河の浸食で作られたフィヨルドは、
世界中の観光客が息をのむまさに超絶景ポイント!
数々のフィヨルドの中から世界遺産に選ばれた
ネーロイフィヨルドがその姿をみせます!
旅人は、
カメラ大好き女優・黒川芽以
とカメラ初心者・寺田有希
そして、写真家・吉村和敏
朝、日が昇る直前と日が沈む瞬間、
北欧ノルウェーの空は青に染まる
この奇跡の瞬間 BLUEMOMENT をカメラに納めます。
地球の歩き方編集部の全面協力による北欧ノルウェー旅の決定版!
フィヨルドの絶景 そして、BLUE MOENT をたっぷりと お楽しみ下さい!
■ディレクター 奥村健太
■AD 小島典浩
■夏野菜の王様「ナス」
初夏のナスは魅力がいっぱい。
みずみずしく、身も柔らか。甘みがあり、油との相性も抜群。
どんな調理法にも合う、夏野菜の王様です。
とくに、水分の多いナスは、食べれば夏の火照った体を中から冷やしてくれます。
少なくとも1300年前から日本で栽培されてきたナスは、その種類も豊富。
日本全国には200種類近くあるといわれています。
色や形が様々なナスを、特徴に合わせて使いこなせば、
料理のバリエーションも広がります。
今回は「大阪」「京都」「奈良」の三都を旅し、
古の都に根付く夏ナスの奥深い魅力をお届けします。
■ナレーション 薬師丸ひろ子
■演出 森田孝生
南米ボリビアの奥地で、1000年以上も前から
アンデスの人々の健康を守ってきた医者、カヤワヤ。
神聖な大地の生命を象徴するという赤いポンチョを身につけ、
旅をしながら治療にあたる、アンデスの民にとって赤ひげのような存在です。
インカ時代、このあたりは「医者の国」と呼ばれ、
19世紀末のパナマ運河建設の際には、マラリアに苦しむ労働者の多くの命を救いました。
「医者の国」の中心、チャラサニには、
町で一番と評判の高いアウレリオ・オルティスさんの一家が住んでいます。
明日から治療の旅に出るとあって、この日は家族総出で薬草採りです。
ここはわずかなジャガイモやトウモロコシしか育たない痩せた土地でも、
高山から亜熱帯まで3種類の異なる気候を併せ持つため、
薬草に向く生命力の強い植物が育ちます。
作物の代わりに、200種類を超える良質な薬草に恵まれるのです。
この日集めた薬草を煎じ、オルティス家伝統の万能薬が作られました。
カヤワヤの医術は一子相伝。口伝えで一族の男子に受け継がれます。
たった一人の跡継ぎ、16歳のホセは跡を継ぐかどうか、まだ迷っています。
オルティスさんは今回、ホセの学校の休みを利用して旅に連れて行くことにしました。
ところが、カヤワヤの伝統継承には、さらに心配なことがありました。
南米各地で続く、豪雨や干ばつなどの天候異変で、
カヤワヤの命とも言うべき薬草が次々と枯れているのです。
オルティスさんは100年、200年後の子供たちのために何ができるか、考え始めました。
■語り 緒形 拳
■演出 奥村健太
■演出補 小島典浩
北京毎逓通とメディア・ワンとの共同制作番組を放送しました。
シリーズ「EXCITING CHINA ~五輪への道 光と影~」
放送 :2008年3月10日(月)
放送局:フジテレビ系 「ニュースJAPAN」午後11時30分~
第6回「EXCITING CHINA」は
激増する北京の”車”、モータリゼーションの実情を追いました。
■構成 奥村健太
■ディレクター 中村豊
■AD 何祖杰
第10回 植村直己冒険賞を受賞したリヤカーマンこと永瀬忠志さん(50歳)。
リヤカーを引いて世界中を歩くこと延べ43,107キロ、その距離は地球一周に相当する。
永瀬さんが、リヤカー旅をはじめたきっかけは、大学時代19歳の時。
少年の頃から夢見ていた大冒険を成し遂げようと、徒歩で日本縦断を思い立ち、
手では持ちきれないテントや食料などを載せるために、
北海道で中古リヤカーを手に入れたことにはじまった。
以後、“リヤカーを引いて歩く旅”が永瀬さんのスタイルとなり、
現在9代目のリヤカー「田吾作4号」を相棒に、世界中を旅している・・・。
リヤカーには、テントやガソリンコンロ、水、食料を加え、通常装備で総重量150キロ。
砂漠など過酷な場所に挑む時は、水と食料の増量で、200キロに及ぶこともある。
■変幻自在!ネギの物語
寒い冬こそ柔らかく、甘みが増して美味しくなるネギ。
ネギの種類の多さは他の野菜と比べてもピカ一!
青果店を覗いてみても「下仁田ねぎ」「赤ねぎ」「あさつき」「万能ねぎ」・・・と
何種類ものネギが並んでいます。
ネギを大きく分類すると、主に西日本で食されてきた青ネギ系と、
東日本で食されてきた白ネギ系とに分けられます。
番組ではネギが東西で“白”と“青 ”に分かれた理由を探し、歴史を紐解いていきます。
そこには地方の文化、独特の食材に合わせて進化を遂げていったネギの姿がありました。
■ナレーション 薬師丸ひろ子
■演出 奥村健太
平成20年度 『優秀映像教材選奨 社会教育部門』 優秀作品賞 受賞
1977年の刊行から30年、200万部を発行し、
9ヶ国語にも翻訳され世界中で読み継がれている『ガラスのうさぎ』。
その出版を機に、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴え続ける高木敏子さん。
病魔と闘い、生命を削りながらの「平和行脚」は、30年間で1200回を超える。
『ガラスのうさぎ』の朗読と高木さんのインタビューで綴る平和へのメッセージ。
―戦争を起こそうとするのは人の心です。
戦争を起こさせないようにするのも人の心です。―
高木敏子■プロデューサー 牧弘子
■演出 藤原道夫
北京毎逓通とメディア・ワンとの共同制作番組を放送しました。
シリーズ「EXCITING CHINA ~五輪への道 光と影~」
放送 :2008年1月21日(月)
放送局:フジテレビ系 「ニュースJAPAN」午後11時30分~
第5回「EXCITING CHINA」は沸騰する北京受験戦争を追いました。
■構成 奥村健太
■ディレクター 中村豊
■AD 何祖杰