デビュー以来25年テレビ、映画、舞台と第一線で活躍している
女優・岸本加世子と元WBC世界バンタム級チャンピオンの辰吉丈一郎の
知られざる交流を対談で描く。
岸本は初めて辰吉が所属する大阪のボクシングジムを訪れる。
「どうにかなると言ってどうにかなったためしはない」
「どうにかしようと思わなければどうにもならない」と辰吉は自分の信念を語る。
~難病の息子たちからの贈り物~
筋ジストロフィーという難病を抱えた二人の息子たちと生きるため、
仕事を辞めて介護に徹するその父親と、息子たちとの日々の暮らしを追った。
障害を持つことが不幸なこと、可哀想なことではなく、
楽しく生きようとすることこそ大切だとの発見に至った家族の絆を描く。
~第一回かくれ里への旅~
~第二回匠たちとの交流~
日本の美の世界を追い求めた随筆家で収集家でもあった白洲正子さんが、
かつて忘れ去られた日本文化の良さを、
自ら日本各地に足を運んで、見極めた美と信仰の世界を青柳恵介氏の案内で紹介。
さらに日本の職人たち、福森雅武、古澤万知子、関野晃平との交流を通して
見えてきたものを検証する。
~旅人 作家・浅田次郎~
作家・浅田次郎さんの存在を世に知らしめたのは「蒼穹の昴」であった。
この作品の舞台は清王朝末期の北京紫禁城。
執筆から3年後その舞台を歩き、中国が何をして作家の魂をゆするのかを考える。
旅の後半は旧満州瀋陽に足を向け、激動の国共合作時代を生きた張学良の足跡を追う。
~元ワールドカップスキー選手・岡部哲也~
元ワールドカップスキー選手の岡部哲也さんが、
北海道・小樽の母校の小学5年生たちと昔の子どもたちが使った竹スキーを作り、
それで滑る楽しさを体験する。
~日本画家 堀文子~
2000年夏、82歳の日本画家・堀文子さんが心に思い続けた花、
ブルーポピーを求めて標高4600メートルのヒマラヤへ。
実際に見て描くということを重視する堀さん。
群れることなくひっそりとしかし力強く咲くブルーポピーを、
自らの生き方と重ね合わせる堀さんの挑戦。
~大谷洌子と子どもオペラ~
子どもに対しても大人と同じく妥協を許さない大谷洌子・・・
オペラによって表現を学ぶ子どもたちと、82歳ながらいつまでも輝いて
いる美しい女性を映像で綴る。