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先輩の声

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鈴木朋子(2020年度入社)

「“肉体的なメディア”という言葉に心を動かされ」

小さい頃から写真を撮ったり、絵を描いたり、何かを作ることが大好きで、仕事につくのなら何かクリエイティブなことがしたいと考えていました。また、同じ場所で決まった仕事をするよりも、色々な場所に行き毎日違う仕事をする働き方に憧れて映像業界に興味をもちました。
そして、働くからには社会に何かしら良い影響を与えられるような仕事がしたい、という気持ちがありました。

“社会貢献”というと、とても規模の大きなことに聞こえがちです。しかし、社会の何かが変わるときの第一歩は、まず誰か1人の意識が変化し、行動を起こすこと。映像制作の仕事は、その段階に、深く関わっていると思いました。私の場合、違う国の文化に興味を持ったり、社会問題の意識が変わったりするのはいつも、テレビ番組や映画がきっかけでした。

メディア・ワンの会社説明会で聞いた、”映像は最も肉体的なメディアである”という言葉がとても印象に残っています。映像は、情報を伝える手段の中で1番現実と近く、フィジカルな媒体だからこそ人の心を動かすことができるのだ、とそのとき深く納得し、改めて映像の仕事がしたいと思いました。

メディア・ワンでたくさんの経験を積み、いつかは人の心を動かして新しい行動を起こすきっかけになるような、そんな素敵な映像を世の中に生み出していきたいです。

高橋美波(2020年度入社)

「私の物語を作る場所」

就活中は「何か違う」という思いを大切にしてきました。
中学生のころから既にテレビ業界で働くことを思い描いていた私は、大学生活を通してその思いが強くなっていったので、就職活動もそのままテレビ業界に絞っていました。
しかしいざ説明会に行くと、会社によって制作番組や働く人の雰囲気が全く違い、会社ごとに自分とは「何か違う」と感じていました。その何かが一体なんなのか、しっかり考えることが自己分析や企業選びに繋がったと思います。

この業界で企業選びと同じように大切なのは、制作する番組のジャンルではないでしょうか。実は私はもともとバラエティ番組を志望していました。当時よく見ていた番組や影響を受けた番組がバラエティ番組だったからです。それがドキュメンタリーを志すようになったのはサークルでの経験が由来しています。イベントでテレビプロデューサーと対談した経験や、大学生を取材して動画配信をした経験から、熱意のあるところに人が集まるということを学びました。またこれらの経験の中で関わった人にはそれぞれ物語があり、その面白さを間近で感じながら人に伝えたいと思うようになりました。ドキュメンタリー番組を制作することは、日本中・世界中の無数にある物語を伝えながらも、伝えることを通して発見や冒険が積み重なり、私の物語を作っていくことができると考えました。私がドキュメンタリー番組を志すようになった理由です。

ドキュメンタリー番組の制作会社は他にもありますが、就職先をこのメディア・ワンに決めたのは人です。働き方に対する考え方や、一人一人の顔と名前をしっかり覚えて働ける距離感が私に合っていると思いました。そして何より選考中「何か違う」と思ったことがありませんでした。納得のいく就活にできたと思っています。今はこの会社を自分のホームにしてどんどん吸収していきたいです。将来は日々の糧になるような番組を制作したいと思っています。

丸山海成(2020年度入社)

「常に生産性のある日々を」

私は2年前まで社会人として働いていました。その時の会社や仕事はとても好きでしたが、毎日に生産性が無い。同じ毎日を繰り返していると考えていました。その時働きながら思っていたことは好きな事を仕事にしたい、生産性のある日々を、というものでした。そう考えた時に真っ先に思いついたのが映像業界で働きたいということでした。そう思い、会社を辞めて学校に通い始めました。

学校で日々やりたかった映像について学び、過ごしていく中で、どこで働くかを考えはじめる時期になりました。私はその時に学校で学んでいたプロモーション映像ではなく、テレビ業界で働きたいという思いが強くなっていきました。なかでもドキュメンタリーを作りたいと思うようになりました。というのも私はドキュメンタリーがずっと好きでした。ドキュメンタリーを見ているうちに感動する側から、感動させる側になりたいと思うようになりました。そこで様々な会社を調べていくうちにメディア・ワンに出会いました。メディア・ワンの説明会にいき、事業内容や代表取締役の話しを聞いているうちに、ここで働きたいと強く思いました。
まだ映像業界や、テレビ業界の事を知っているわけではありませんが、テレビとは現在様々な見方をされていますが、間違いなく現在大きな影響力をもつメディアです。そんな業界の中で自分ができることや、やれることはたくさんあると感じました。なによりも自分がやりたいと思ったことを実現できて、常に生産性のある日々を送れるのは、この業界でメディア・ワンだと思いました。

これから映像業界で働いていくなかで、自分が感動するものをたくさんの人に感動してもらえるような映像を作っていきます。大切なものをたくさん身につけて、たくさん学び、貪欲に仕事に取り組んでいきたいと思います

三村楓(2020年度入社)

「未来に希望を持って」

私は物事を始める時によく思い出す言葉がある。それは、小さい頃の私が困難に直面した時に、父親が言った「この先の人生は今よりずっと楽しくなる、そうなり続ける」という言葉だ。その言葉を信じた結果、なんとか楽しく人生を過ごしてきている。

就職活動をしているときも、自分が今よりも楽しく、面白い変化を起こせそうかどうかが一番重要な決め手だったように思う。新しいことや出会い、未来への希望、が私自身の行動の原動力なのかなと思うので、それを追い求めるような仕事がしたいと思っていた。

メディアの仕事というのは時代の変化にとても近い仕事だと感じている。そこに自分が携わって何ができるのか今はわからないが、わからないからわかることもあると思うので、素直な気持ちで頑張っていきたいと思う。そうしたら、今よりもずっと楽しいことがあるのかも、しれない。

小山恵梨香(2019年度入社)

「多くの人に行動のきっかけを与えられる仕事」

1年前就職活動中だった私は、まさか自分が映像制作の世界に足を踏み入れることになるとは思っていませんでした。メディア・ワンの説明会に来るまでの私は、今思えば「なんとなく」就職活動をしている状態だったと思います。

しかし、「多くの人に影響を与え、何かをする行動のきっかけになる」仕事がしたいというのは、当初から変わらず考えていました。
学生時代、オーケストラでの活動に打ち込んでいた私は、「人に何かを伝える」ことが好きでした。音楽は目に見えないし、感じ方は人それぞれだし、自由なものです。そして、一つの音楽をつくり上げることには、オーケストラのメンバー全員、誰が欠けても成り立ちません。全員が一丸となってこそ、音楽を通して、人にメッセージを伝えることができるのだと思います。

なんとなくの就職活動をしていた私は、メディア・ワンの説明会に来て初めて、「私がやりたかったことはこれだ!」と思いました。オーケストラと、どこか似たものを感じたのかもしれません。大学では社会福祉を専攻していましたし、映像制作に関する知識は全くありません。それでも「映像を通して見た人に行動のきっかけを与えたい」という思いで、この世界に飛び込みました。
多くの人に「伝わる」映像を届けていきたいと思っています。

小川浩太郎(2019年度入社)

「感情を揺さぶる」

就職活動が始まっていた大学3年生の冬。私は人生の大半を費やせるような仕事は何かを本格的に考え出した。

小学生の時のある授業をいまだに覚えている。「自分の将来の夢について」をみんなが発表するといったありがちな内容だったが、当時の私には夢がなかったため、このテーマの答えを出すのに少し苦労した覚えがある。だがそこはまだ幼い子どもであるから、当時やっていたスポーツから安直に「サッカー選手」と答えた。なりたいと思っていないのに。

今考えればこの頃から将来を考えることから逃げていた。いつか私にとって衝撃的な出会いがあって、将来やりたいことが見つかるだろうと思って考えることを先延ばしにしてきた。しかし、そんな衝撃的な出会いはなく大学3年生になっていた。真剣に将来のこと、「働く」ということについて考えなければならない時期が来てしまった。私は何がしたいのか。自己分析や他己分析、就活本を読むことをしているうちに気付いた。普段から私が友達にしてあげたいこと、「行動するきっかけをつくる」。これを仕事にすればいい。

私が考えるに、行動するきっかけは喜怒哀楽の感情によるものだと思う。そんな人の感情を揺さぶる身近な仕事はなんだろう。それこそサッカー選手のようなアスリートはプレーで人々に感動を与える。そして、活躍したアスリートの競技を始める人が増える。しかし、私はアスリートになるような努力はもちろんしていないのでなれない。私にもできる可能性があり、人の感情を揺さぶれる身近な仕事は何かないか考えたとき、テレビ番組制作を思いつき今の仕事を選択した。

映像には感情を揺さぶる力がある。私もテレビや映画を見て感動して行動を起こしたことが何度かある。私もいつか人の感情を揺さぶれるような映像をつくるために、今はアシスタントとして基本的な社会人としての立ち振る舞いや映像制作技術を学んでいこうと思っている。

三好眞子(2019年度入社)

「無くてもいいのにある理由」

私が映像制作の仕事をしたいと思ったのは、毎日スーツを着るような仕事に就きたくなかったから、何かを「創る」仕事がしたかったから、そして一番の理由は、この職業が持つ「無くてもいいのにある」という存在感に惹かれたからです。会社説明会で、この言葉を聞いた時に、「これだ!」と思いました。例えばお金を管理したり、家を売ったり、食品を作ったりと、仕事と聞いて浮かぶのは人間が生きていくために必要な部分を補うためのものが大半なのではないかと思います。その観点からすると映像制作というのは、正直なところ生活に必要不可欠なものではないのかもしれません。

けれど、「昨日のあの番組見た?」の一言が、誰かが友達を作るきっかけになるかもしれない。映像を見て「こんな世界があったのか」と誰かが感動するきっかけになるかもしれない。「知らないところでこんなことが起きているのか」と誰かが何かを考えるきっかけになるかもしれない。一つ一つは小さなきっかけかもしれませんが、それが人と人とのつながりを生んだり、人生を変えてしまう可能性すらあるのです。そのきっかけを作る仕事と考えると、どんなに素敵なことでしょう。

例えば、白ご飯だけを毎日食べていても生きてはいけますが、お味噌汁やお漬物があるだけで少し嬉しいし、たまにはカレーのルーをかけて食べたいし、デザートに甘いものを食べたくなったりもするでしょう。私は映像制作の仕事が「無くてもいいのにある」理由を、そんな風に生活を精神的な部分で豊かにするためであると考えています。

染谷琴音(2019年度入社)

「新ジャンルとの出会い」

私は、高校生の頃から漠然と「テレビに携わる仕事がしたい」と考えていました。意思はそれなりに強く、周りにもよく夢を語っていたものです。しかし、テレビと一口に言っても就職先は様々です。就活生の時は、やりたいことは大まかに決まっていたため早めに行動することができていたものの、なかなか具体的な仕事を見出すことができませんでした。そんな中で出会った会社がメディア・ワンです。

実は、これまでよく見ていた番組といえばドラマや人気のバラエティ。自分はこの先バラエティ番組のADになるのかな、と漠然と考えていました。そのため、あまり知らないジャンルだしとりあえず聞いたら帰ろう、となんとも就活生にしてはやる気のない姿勢で参加した会社説明会兼一次試験。そこで、ニュース番組やドキュメンタリー中心に制作をしている会社があることを知りました。

そもそも「テレビ番組」という影響力に惹かれていた自分。また、大学時代に参加した北欧研修で得たものを私は文と写真で残していましたが、説明会の時に「(記録の手段として)動画もあるじゃん!」と、やっと気づいたのです。たくさんのテロップやナレーションを入れなくても、見ている人に伝わる映像づくりをしてみたい。この会社に入れば、自分がやりたかったことができるのではないか、そう考えたのです。

まだまだADとしてもひよっこで分からないことのほうが多く、助けていただいてばかりですが、毎日が楽しいです。今では、説明会だけで帰らなくて良かったな、とひっそり自分のことを褒めてあげていますし、興味がないからといって知ることを拒むのもやめよう、と思うようになった、今日このごろです。

中村 健人(2018年度入社)

「私を変えた歌声」

映像ディレクターを志すと決めた私ですが、就職活動中はなかなか結果が出ず、悩みに悩んでいた時のことです。気晴らしに大学内の美術館にフラフラっと立ち寄ってみると、故・吉田直哉教授(演出家・ディレクター)の特集コーナーが組まれていました。吉田教授はNHKのディレクターとして数多くのヒット作を生み出し、この大学の映像学科開設時には主任教授を務めた人でもあります。そんなことを考えながら館内をフラフラと歩いていると…日系移民がテーマのドキュメンタリー番組を紹介するブースに辿り着きました。タイトルは「コロニアの歌声」。

1978年に放送された番組で、その年のギャラクシー賞(優秀作品賞)を受賞しました。コロニア…誰かの名前かな?なんて思いながら見ていると、日系移民のことを指すと知り、大変驚きました。それだけではありません。私にはどうしても忘れられないシーンがあります。それは、番組のタイトルにもなっている日系人女性の「コロニアの歌声」です。歌い続ける間は(おそらく)ノーカットでナレーションも一切ありませんでした。5分間ほどのシーンだったでしょうか、テレビ番組にこうした演出があると知らなかった私にとって、この5分間は映画一本に匹敵するほど実りのあるものでした。それからグルグルと館内をまわった記憶はありますが、歌声と大胆な演出が頭から離れず…。わずか5分間で人の心を動かすことができる〝映像〟〝ドキュメンタリー番組〟の奥深さを知った私は、それから間もなくして、メディア・ワンに入社することを決めました。

堤 怜奈(2017年度入社)

「未開の映像ジャングル」

右も左も、前も後ろも、表も裏もわからなかった映像制作の世界。
そんな世界に足を踏み入れることは、私にとって未開のジャングルを探検するのと同じ。
しかもそのジャングルには、ディレクターという恐ろしい動物が棲みついている。
「ディレクター=怖い」という固定概念しかなかった私にとって、それくらいの存在だった。

そして迎えた入社初日。
「無知な私はきっと怒られる」という勝手な思い込みで、
メディア・ワンという名のジャングルに入ると…

『これわかる?大丈夫?あ、何が分からないのかわからないよね(笑)
最初はみんなそうだったから大丈夫だよ』

…あれ?私の勘違い?
先輩たちは何を分からない私の心境を察するように、丁寧に教えてくれた。
そんな優しい先輩たちの人柄もあってか、仕事に慣れるのもあっという間だったと思う。
所属している番組のナレーターさんから
『堤って番組に来て、もう1年経つんだ。もっと長くいるかと思っていた』
とまで言われるようになった。そんな私ももうすぐ入社して1年…。
4月から新しい後輩たちも入ってくる。
これからは先輩になるということを頭の隅に置きつつ、毎日努力をしていこうと思う。