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第五三号『ADこばやしの虎視眈々と…』
投稿日時: 2016-01-12 10:00:00

『“忘年会”という名の試練』
 

 
あけましておめでとうございます!今年もよろでーす☆
ADこばやし(22歳♂)です。
 
さて、いきなりではございますが、話は去年末までさかのぼります。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
某日、朝9時。
 
いつもの通勤電車に揺られながら、
「いっつも赤いフリースのおっちゃんに会うなあ…」
とぼんやり。
そういえば昨日も、一昨日も…。
 
(え、この人ぼくのこと好きなんじゃwww)
 
とか自意識過剰な妄想を繰り広げていたら、
新宿駅で電車を降りてからも僕の後ろをついてくるんですよ。
 
(あれ、ちょっとやばくね…?)
 
 
しかも、階段を歩きながら追い越して僕の顔を覗き込んでくるんですよ。
 
 
 
(…これヤバい奴だー!!)
 

 
 
心の中で悲鳴を上げながら、次の日から別の車両に乗るようにしました。
また同じようなことがあれば写真でも撮って晒すか…
そのときは皆さん、リツイート拡散お願いします❤
 
 
おしまい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
って、違う違う!
 
僕の最近起きた痴漢話じゃない、この前の忘年会の話をするんだった…。
それでは気を取り直して、本題に戻りまーす☆
 
 
*********************************
 
 
「あ、今年の忘年会の幹事兼司会進行、小林くんね。」
 

 
突然、ふりかかってきた災い。
祟りだ…。
 
立食パーティーや仕事納めでお酒を交えたことはあるものの、
はっきりとした形の「忘年会」は経験がない。
 
「俺も手伝うから…」
と手を差し伸べてくださる先輩AD渡邊様。(もう一生ついていきます(ToT)
 
 
 
今まで通り、番組の制作は常に行っている状況で、
空き時間を見つけて、忘年会の準備に取り組む。
 
幹事なら想像はつくが、司会進行とは…。
考えても仕方ない。考えてもわからない。
なんせ経験がないから\(^o^)/オワタ
 
 
…とはいえ行動しなければ準備は進まない。
まず取り掛かった作業が毎年恒例の爛咼鵐澗膕餃の景品候補と買い出し。
 
今年は予算が少し多め(前年比の1.5倍)で用意できると、
新社長からポケットマネーで手渡される。
 
すぐさま電車に乗り込み新宿駅で降り、年末ジャンボ宝くじ売り場へ…
 
 
じゃない!危うく予算がすべて紙切れになるところだったぜ…
 
気を取り直して、家電量販店や百貨店を巡って景品探し。
制作班御用達のドローンから、女性人気が圧倒的なアロマ加湿器。
百貨店御用達の珈琲ギフトパックや、巷の話題に便乗しライトセーバー型のお箸も(笑)
 
これで買い出しはOKだ!
予算はほとんど使い切ったけど、まあ、良しとしよう。
 
 
 
今度は司会進行用の"台本作り"
 
ここは社内きっての腕利き・金澤Dが台本作りを手助けしていただき…
 


 
ぶわ!!!
 
司会進行ってこんなにガッツリ台本があるものなのか…。
 
でも不思議。くだらない下ネタはいくらでも口が滑るのに、
どうも真面目な話になると頭が回らない。
 
いやー、MCって本当に大変ですね。
それではまた来週お会いしましょう!
 
と〆られるわけもなく…。
(いやだァァァァァァァアア、やりたくないよオォォォォ…)
 
 
いざ台本を広げてみると、自分なら絶対に思いつかない展開や話の組み立てがずらっと…。
おそるべし金澤D…。
 
 
 
ん…?
 
僕はある一つのことに気が付く。
 
 
 
あれ…??
進行台本を読みながらいくつも出てくる“番組紹介フリップ”ってなんだ…?
そんなの用意してな…! おん!!詰んだな!!
 
 
そこに現る救世主。
ヒーローは脇役がピンチになった時にこそ輝く。
それまさしく渡邊様。
 
「フリップー、これー。あとはがんばってー。」
こっそり作ってくれていました。しかもオシャンティー。
もう渡邊様まじマブです。
(※「マブ」=『とても仲のいい友達』まれに『大好き』という意味でも用いられる若者言葉)
 
 
 
これで準備は整った!
とはいえ、通しで進行の練習をする時間はほとんどなく、
軽く読み合わせだけ済ませて迎えた忘年会当日。
 

以下、お察しでございます…。

先に伝えておきます。
宴会という場って一区切り一区切り段取り組むのがもう大変です。
私は苦手です。ぶっちゃけ嫌いです。
もう一度言います、嫌いです。
嫌いなんです!!!(涙目
 
 
 
・・・・・・・・・・。
いつまでも泣き言を言ってはいられないので、現実逃避をやめ、
ADこばやしの司会進行のもと、”メディア・ワン忘年会”スタート!
 
始まってみると思っていたより盛り上がり、進行に耳を傾けてくれる。
(うお…これは…ちょっといけるかもしれない…)
 
「それではこれより、メディア・ワンの忘年会をはじめます!」
(え…気持ちいい…)
 
「それでは次、んーと、んーと。(なんだっけ…)
 
調子乗った私が悪かったです。申し訳ありません。
これがトラウマになりその後は台本丸読み。
進行で頭いっぱいになってしまい、時間配分を怠った結果、押してしまう。
 
番組紹介も小島D結婚報告会も淡々と進めてしまう…
実は、忘年会後にロケに出発する奥村新社長が乗る新幹線の関係で、
時間が押すわけにはいかなかったのだ。
 
(ヤバい、新幹線に間に合わないかも…)
こんなことを考えた時もありました。
 
 
 
しかーし!

 
裏でさりげなーく進行を円滑に促してくれた金澤D。
しらける瞬間を悟り、マシンガントークで話を繋いでくれた奥村新社長。
ADこばやしが大ファンの渡邊様も段取りを組みながら、
司会進行のアシストを(最早メインMCじゃ…)。
 
いつも厳しいメディア・ワンの方々から優しいフォローを受けつつも、
忘年会の目玉行事・ビンゴ大会も無事に終わり、
なんとかタイムリミットぎりぎりのところで忘年会は終了。
(そして奥村新社長は新幹線で大阪へ…)
 
 
いやー、上手くいかなかった点は
もう色を重ねすぎて真っ黒になった絵具ほど大量!
 
それでもみなさんがその場を気持ちよく過ごされて、
ミスなどあたかも無かったかのように
「楽しかったね!面白かったね!」
と言ってくださる。
 
 
(司会進行いいかも…!!!)
 
自分の中で納得のいかないところを
とことん作りこむディレクターの気持ちが少しわかる気がした。
また、ひとつの”作品”が完成した後の気持ちよさも
少しだけ理解できる気がした。
 
 
まさか。
忘年会はわざとこれを体感させるための練習の場だった…?

 
 
 
 
 
まさか。


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